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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。

塩原温泉 観光マイスター 第11回

2009年2月20日 08:15

昨日は 塩原温泉 観光マイスター 第11回が、千葉昭彦先生を講師に迎えて開催されました。

「塩原紀行」(尾崎紅葉)に見る明治の塩原と文学、の内容です。

前回も思った事ですが千葉先生が色々な作品の原文を何ページも暗唱できるのには驚きです。テレビに出られるのでは!とも思えます。

塩原紀行の中に、明賀屋本館のある塩の湯の記述があるので引用します。

「谷川の趣、塩原湯道の第一に推すべきか。」

「他に求むべからざる奇勝なり」 

また明賀屋から氏家の豪農に嫁いだ「お兼(かね)」さんが、遺言により塩の湯に行く道を私財で改修しました。、延べ6000人の工夫、7ヶ月の工期、費用5000円(1銭が200円位でしょうか)かかったそうです。

この事に感謝し、塩の湯に行く道の途中に記念碑がたっています。この記念碑から遊歩道も整備され仙人岩吊り橋、ビジターセンターへのハイキングコースになっています。

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