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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。

坂の上の坂

2012年2月10日 07:18

今日の塩原温泉は晴れて、風もない朝です。道路には一部雪が残っていますが、昨日 だいぶ溶けています。

藤原和博著 坂の上の坂を読みました。司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」に似た名前の本ですが、ふざけた内容でなく40代、50代のビジネスマン(自営業者を含む)向けに書かれた真面目な本です。

坂の上にあるのは雲でなく、平均寿命が延びて長い坂がある。その坂を自分の人生を充実させながら、どう楽しく生きていくか、、序章から9章までありますが、副題のように55のテーマが書かれています。

日本もユーロッパのような成熟社会、脱正解社会になりつつあり、その中で自分なりの幸せを自分で求めていかなくてはならない。

著者は東大卒で、当時中小企業だったリクルートに就職し、民間人から中学校校長になったことでも知られています。

安全と思っていたことが必ずしも安全でなく、自分の価値観を大切にしながら、あえてリスクを取っていく必要を感じます。

読んでいくうちに、「自分で動かなくては!」と「まだ間に合う」いう気持ちになります。、同世代の方に特にご一読をお勧めします。

次ぎは藤原氏も読んでショックを受けた渡辺淳一氏の「孤舟」も読んでみようと思いました。

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