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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。

会津藩校の“日新館”

2014年3月28日 08:48

<代筆です>

 

NHK大河ドラマ「八重の桜」で一躍脚光を浴びた会津
観光客が少なくなったこの時期に足を運んでみました

会津若松市は塩原温泉から会津街道を車で走って2時間半ほど
今回は会津藩校の“日新館”を訪ねてみました
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 江戸時代、全国300藩校の中で
規模内容ともに随一と謳われた“日新館”
一大学問の殿堂として、かつては鶴ヶ城の西側にあり
一時は1000名の武士の子弟がここで学んでいたとか
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 敷地面積8000坪、建物は1500坪と広く
現在は市街地を見晴らす高塚山に
1987年に完全復元されたものを見ることができます

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 八重の兄の山本覚馬(かくま)は
この藩校でトップクラスの成績を修めていた一人です
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10歳になると武士の子は「素読所」に入学し
そこから書学、医学、刀術、弓術、水練、砲術、天文など
武士として必要なあらゆることが徹底的に教えられました
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建物内には当時の状況が解るように
人形や展示品で詳しく説明されています
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しかし会津藩校の日新館の歴史も
会津戦争の白虎隊の少年たちの悲劇と共に終わりを告げました
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 悲惨な時を経ても
この日新館で培われた会津藩士の精神は
今も生き続けていることを
復元された日新館を歩いていると
ひしひしと感じることができました

reporter DAI