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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。
那須“御殿山”の桜
2014年4月22日 10:04
＜代筆です＞
塩原温泉の桜は、今がピークで
一部の桜は散り始めました
そんな中、那須町の桜の名所“御殿山”に足を運びました
ここは安土桃山時代から芦野氏の居城があった小さな山で
芦野氏陣屋跡というのが史跡名称です
また別名「桜ケ城」と呼ばれるほど桜がきれいで
約８００本のソメイヨシノやヤマザクラが
山の斜面に咲き誇っています
頂上付近へは、下の駐車場から徒歩で10分ほどで
桜を手前にして、残雪の那須連山を遠望できます
遠くに那須連山がつながっているのが見えますか？
手入れの行き届いた桜の名所とは違って
ここの桜は自然の山で育つ桜
それだけに見る人たちをしっかりと魅了します
またここから車で5分の距離に
“堂の下岩観音”という那須町指定の文化財があります
芦野石の岩肌が露出する山の中腹に観音堂があり
108段の石段を登ると
煩悩が洗い清められると言われます
桜と小さな赤い屋根の御堂の組み合わせが美しく
観光客も足を運ぶ人気スポットです
夜にはライトアップされ
より幻想的な景色がそこに広がります
reporter DAI