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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。

明治36年の資料

2011年4月26日 07:27

今日の塩原温泉は風も無く、晴れて穏やかな朝です。

昨日は旅館組合の理事会でした。来月の総会に関しての議案が中心でしたが、その他で治36年に塩原温泉旅館組合の設立の資料が配られました。

明治36年は今から108年前です。「塩原温泉業組合規約書」の名前で、40数軒の旅館の連名がありましたが、私の曽祖父の名前も載っていました。

随分昔に設立されたものです。中身は毛筆で読めない部分が多いですが、郷土史研究家の理事の説明だと、今の規約でも充分通用する内容です。

当時の塩原温泉は、塩原村で塩谷郡に所属していました。規約の提出先は塩谷郡の郡長様宛になっていました。

控えの原本を見せてもらいましたが、手で触れて読んでみると何故か懐かしさを覚え、感慨深くなります。

Simgp5523_2 原本から印刷用に編集した表紙。

Simgp5528 各旅館の連名。当家は昔は代々五郎を名のっていました。

Simgp5527_2 郡長様と書いてあるそうです。