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山登りと生ビールをこよなく愛し、毎日1万歩を歩く、塩原温泉の老舗旅館「明賀屋」の社長が、日々のあれこれをつづります。

芭蕉の里“黒羽”

2014年3月 3日 10:25

<代筆です>

奥の細道で有名な“松尾芭蕉”
その芭蕉が旅の中で最長の14日間逗留した里が「黒羽」です
塩原温泉から車で40分ほどで芭蕉ゆかりの里に行けます

黒羽の城代家老の要職にあった高勝豊明(俳号に翠桃)と
その兄、浄法寺高勝(俳号桃雪)は
共に芭蕉の門弟で、彼らの招きで黒羽に逗留したと言わます

basyo1.jpg 
芭蕉は滞在中に地元俳人の集まりの会にも呼ばれ
数多くの俳句を残しました

黒羽の随所に芭蕉の句碑が点在し
芭蕉と同行した曽良の俳句と共に触れることができます

basyo2.jpg 
芭蕉が逗留した黒羽の藩主大関家は那須七党のひとつで
その菩提寺“大雄寺(だいおうじ)”は
黒羽城址公園、芭蕉の館のすぐとなりに位置します

basyo3.jpg 
本堂をはじめ回廊にいたるまで総かやぶき屋根で
室町時代の様式を今に伝える荘厳な曹洞宗の寺院です

basyo4.jpg 
敷地内には大関家の代々の城主の墓が残され
長い歴史を肌で感じることができます

basyo5.jpg
那須を訪ねたら一度は黒羽まで足を運んで
松尾芭蕉の足跡と
芭蕉を温かく迎え2週間も逗留させた黒羽の町を歩いてみてください
また一味違った那須の側面に触れることができます

reporter DAI